りんごの旬


結論
 りんごの旬は
11月である。ただし品種をかぎれば、りんご(ジョナゴールド)は10月であり、りんご(つがる)は9月ということができる。

補足説明
 りんごは国産果物としては古くから周年供給が進んでいた。貯蔵性があるし、紅玉と国光のような主要品種の収穫時期に明確なずれがあった。現在はふじが圧倒的で、東京市場では約6割のシェヤーを占めている。問題を難しくしているのは、ふじには貯蔵性があり、年明け以降のシェヤーが高いことである。

 りんご全体としてみると、東京都中央卸売市場では10月と11月の取扱量が拮抗している。しかし、上述のようにふじが圧倒的に消費されている事実を鑑みると、ふじを中心に考えざるを得ない。そこでふじの取扱量を見ると、11月に増加し、その後は4月頃まで同程度の取扱量が続く。貯蔵品は旬には馴染まないので、ふじの旬は11月と判定できる。

 多様な品種の存在は無視できないのでこれを検討すると、りんご(ジョナゴールド)は10月、りんご(つがる)は9月になる。

 貯蔵品が多いこと、歴史的なイメージも考慮すると、つがるの存在にも係わらず、りんごのシーズンは、10月から12月とするべきであろう。