コメント 記念日食は行事食に似ているが、行事食が社会が規定しているのに対し、記念日食は家族あるいは個人により決まる。家族なり個人が毎年繰り返す記念日食としていつもの料理を食べる と、結果として季節と係わりができる。 行事食は形式にとらわれ勝ちなので、記念日食と行事食を一体として捉えれば、行事食がより豊かなものになるかもしれない。 これに関連して、思い出食もあると考えている。思い出食とは、一生に一回だけの経験でも強烈な思い出として忘れられない食事である。ある人には栄光のシーンに纏わる食事かもしれない。ある人には異性とのなにげない食事かもしれない。悲しい思い出食もあると思うがそれは心にしまっておいて、楽しい思い出食は機会を捉えて振り返りたい。特にそこに旬の物があれば、出掛けて食べたいものである。当時の感動をそのまま得ることは無理と思うが、目の前にある旬の食べ物は楽しい一時を与えてくれるはずである。 |