World Trade Organizationの略語で、世界貿易機関と訳されている。しかし、WTOと呼ばれることが多い。 世界各国間の公正な貿易のルールを決める国際組織すぎない WTOが、食料資源問題と密接に関わるのには理由がある。国際的には穀物、畜産物などの供給は過剰基調にあり、余剰農産物を抱えた国から輸出攻勢があるためである。言い換えると、日本のような農業基盤の弱い国では輸入攻勢を受ける。実際、日本では小麦・大麦・とうもろこし ・大豆を大量に輸入する一方、これらの国内生産は壊滅的状況にある。 問題は、穀物、畜産物などの需給が逼迫状態になった時である。現在輸出攻勢をかけている国も、農産物の需給が逼迫してくると
、自国民への供給を優先させ、輸出量を激減させると考えられる。となると、現在輸入を余儀なくされている国は食料確保に支障をきたす。 |