日本食品標準成分表


 わが国において一般に摂取されている食品について標準的な成分値を収載した データ集である。文部科学省から公表されており、現在は五訂増補である。正規の報告書も入手可能であるが、一般には出版社が提供している本を用いる。なお、市中に出回っている 本には、まだ五訂のものが多い。

 日本食品標準成分表には、1,878食品について43成分項目の数値が掲載されている。摂取した食品量に各成分値を乗算してその和を計算すれば、摂取した栄養素の量が求まる。この栄養素の量が食事摂取基準に合致していることが望ましい。

 ただし、日本食品標準成分表では「1食品1標準成分値」の原則を持っていることには留意したい。広く国民が使用することを考慮すると当然の措置である 。しかし、実際には同じ食品でも成分値はかなり異なっている。自分の体質や食事構成からみて重要な栄養素については、疑う目も必要である。

 食事摂取基準と日本食品標準成分表は表裏一体のものである。ところが、対象としている栄養素には相互にかなりの不一致がある。五訂増補版作成に当たっては変更がなされ、脂肪酸成分表編が公表されるなど改善されつつあるが、まだ不十分である。また、このデーターを整備して、国民が自分の摂取している栄養素をパソコンを用いて簡単に計算できるシステムを提供することが重要と思われる。

五訂増補日本食品標準成分表報告書

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