消費者の言い分 |
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食の安全・安心が問題になる場では、専門家が科学的にみて安全であると主張し、消費者が100%安全な食品を求めるという構図がある。この噛み合わない議論の中で、消費者が主張するのは下記の通りである。
・食品とは本来安全なものである 人類が昔から食べてきた100%安全な食品を食べたい メーカーの利益のために、国民を危険に晒すのは許されない
・安全でないと安心できない リスクを示唆するデータがあれば禁止するべき 安全だといっていたのに後でリスクが分かったことが過去に何回もあった ある程度のリスクを許容しなければならない理由が分からない 食品だからゼロリスクであって欲しい
・安全性試験が不十分 安全性試験を徹底的に実施するべきである もっと試験条件を厳しくすれば、悪影響を示す結果が出てくるかもしれない 海外では健康影響を指摘した結果が報告されている 予防的措置を講ずるべきである
・認可の条件 表示を義務化するべきである 全数検査を認可の条件にするべきである トレーサビリティを徹底させるべきである (2012年8月作成) |