表の見方に戻る ハザード分析表の食品名と前段の表の間には、3つの項目を記述した行があります。3つの項目とは、左から「食中毒の発生状況」、「摂取量」、「〜を想定」です。 1.食中毒の発生状況 食中毒統計が厚生労働省からエクセル形式の表で公表されており、作成した年の直前3年を対象に 集計します。具体的には「原因食品」の列に対し当該食品名を検索ワードにして、ヒットした数の3年分の合計を示しています。なお、ヒットした数は必ずしも当該食品が原因であることを意味しません。たとえばトマトの場合、2件となっていますが、どちらも「***のトマト煮」が原因食品となっており、常識的には 原因は「***」の方です。 2.摂取量 データは、国民健康・栄養調査を利用しています。なお、国民健康・栄養調査の項目名と本表での食品名とはしばしば一致しません。一般に国民健康・栄養調査の項目名の方が広い意味となっていますので、 ご注意ください。 3.〜を想定 ただし、あまり厳密に捉えずに、特に特徴的と思われるハザードは想定外の形態であっても採用することがあります。その場合は、備考にその旨記述します。 |