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作成時期によるグレードアップ


 ハザード分析表は、個人が定年後の自主研究として取り組んでいるものです。また、作成者は食品分野の専門家ですが、安全性分野については経験がありません。作成を開始するに当たっては充分に準備して表の構成を 吟味したつもりでしたが、実際に作成を始めると、 修正が必要な部分があることに気付かされました。そのために必要と感じた場合は、その都度表の構成を一部変更しています。また、作成の経験を積むことによって知識が蓄積し 、ハザードを挙げる能力も向上しています。その結果、作成されたハザード分析表は新しいものほどグレードアップしていると信じます。本来ならば既に作成済みのハザード分析表をその都度更新するべきですが、その労力を割くことができません。そのために、作成した時期により表の構成や採用している資料およびその理解が若干変わっていますので、留意ください。

*これまでに5回登録しました。その時期と品目は以下の通りです。
  第T期:2011年5月11日
      トマト、豚肉
  第U期:2011年9月12日
      小麦、大豆、小麦粉、パン、豆腐
  第V期:2012年5月11日
      生乳、牛乳、ヨーグルト、チーズ、調製粉乳
  第W期:2012年10月18日
      玄米、白米、ご飯(内食)、ご飯(中食)、ご飯(外食)
  第X期:2013年11月23日
      畜肉(豚)、部分肉(豚)、ロースハム、生ハム、豚肉(第T期作成を全面改定)

*変更した主な点は以下の通りです。
  第U期:小麦粉とパンを独立の層としました。
      前の層から持ち込まれるハザードを「低減回避」させるために講じている措置を反映さ
      せました。
  第V期:3つの加工食品を作成したために、副食材のカテゴリーが必要になりました。
      食中毒菌について、規制ハザードと認識ハザードを整理しました。
  第W期:プロセスの異なる調理食品として作成したために、同じ調理食品の表が異なる数の層で
      構成されました。
  第X期:表頭の「消費者の役割」から「協力関係者」に修正しました。
      残留農薬等の整理を見直しました。
      リステリア菌は規制ハザードとして整理しました。