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「安全性評価」の調べ方


  ハザード分析表においては、認識ハザードに分類されたハザードの内容を記述する目的で、認識ハザードの表頭に「安全性評価」の欄を設けている。この欄は、規制ハザードの「リスク評価」に相当する。

  ここでは、公的な機関で公表されている資料に限った。オーソライズされていない資料では、その妥当性を判断できないためである。

  しばしば採用した例に、食品安全委員会のフォーカス、ファクトシート、リスクプロファイル、農林水産省のリスクプロファイルがあった。食品安全委員会がリスク評価をした場合、危害が明らかになると規制されるが、“健康への危害を示す報告は確認できなかった”との結論となった場合には、認識ハザードとなる。このような場合は、このリスク評価結果が安全性評価になる。

  該当する資料が見つからないことも当然あるので、そのような場合は空欄にしている。

(2014年2月作成)